4月の日記で作業の様子を書きましたが、新しい送水管の設置が完了しました。
舗装復旧も終わり、仕上がりも良好です!
写真の黒板にあります「履行報告書」は、工事の進捗状況を把握するために必要な書類のことです。
この工事が契約に基づいてきちんと進んでいますよ!という事を書類にして発注者に報告・提出しています。
これを毎月提出しているので、今回は「5月度」と記載してあります。
一般的には知らない専門的な話でしょうか!? 以上、土木の豆知識でした👆 現場からは以上です!
工事現場でよく見かけるこの機械。
よく見ると、写真にあるようなステッカーが貼ってあるのをご存じでしたか?
例えば今回だと「超低騒音型」「排出ガス2014年適合車」「2020年燃費基準100%達成建設機械」のステッカーが貼ってあります。
主に騒音・振動・排ガス対策などの基準を満たした機械ですよ~という証です!
どうしても工事現場では騒音や振動が発生してしまいます。
さまざまな工夫をして、騒音や振動をできる限り抑えられるよう努力をしております!!
作業員の安全を確保して、事故を未然に防ぐために重要な活動です。
特に現場では高所作業や重機の使用など危険が伴うので、定期的なパトロールが欠かせません!
具体的にどんな事をしているんでしょう?
危険箇所の確認、安全ルールが守らているか、作業員の安全意識の向上などです。
また、施工体系図と言って、現場における各業者の役割や責任を明確にするための図があります。
安全管理の一環として重要で、施工体系図を活用して現場の安全管理体制を確認しています。
安全な職場づくりのために、定期的なパトロールを行って改善を積み重ねていくことが大切です!!
現場で発生する余った土はルールに従って処理をしなくてはいけません。
主な処理方法としては、埋戻し材などとしての再利用か処分になります。
そのために試験をして土の状態をチェックしていきます!再利用できる土はどのくらいあるかな~
今回の試験は、①土粒子の密度試験、②突固めによる土の締固め試験、③コーン指数試験です。
①土の1粒1粒のつまり具合を調べます
②どれだけギュっと締まるかの最大乾燥密度と、丁度よく締まる水分量の最適含水比を調べます
③粘土地盤の支持力や安定性を知るために、粘り気のある土がどれだけ硬いか、柔らかいかを調べます
土は基本的に産業廃棄物ではなく資源です!出来る限り再利用をして資源を無駄使いしないようにしています!!
発進立杭の掘削・推進をする際に、湧水などによって地山が崩れたり、路面・地下埋設物の周辺環境に影響を与える危険性が考えられます。
そこで!事前に地盤の安定強化をして、安全に工事が出来るようにするための薬液注入を行いました。
写真に写っている黄緑色のマシンはボーリングマシンと言って、これを使って所定の深さまで削孔します。
削孔が完了したら、第1弾の薬液を注入です!
ちなみに、今回の設備は平ボディの車上プラントです。
薬液注入管理は流量計を使って行います。
注入ポンプに流量計を連動させて施工をして、同時に専用の記録用紙に注入状況を自動記録します。
そして第1弾から日を空けて、薬液注入の第2弾を行いました!
車上プラント周辺は薬剤の飛散や流出などにより、第三者災害が発生しないように注意して作業をしています。
徐々に推進工事の準備が進んできました!!
ライナープレートの設置が完了しました!
12リング全て設置が完了しましたので、現場立会いで出来形を確認します。
特に問題はなし!という事で、つづいては底盤の基礎コンクリート打設です。
現場でコンクリート試験をして、品質に問題がないことが確認できたので打設をしました。
こんな小さい場所でもコンクリート打設には人数が必要なんです!3人でテキパキと手際良く作業を進めています。
打設完了後は、開口部の転落防止ネットを忘れずに設置して、コンクリート養生をします!
掘削作業時に地盤を保護するために使われる鋼管を「ケーシング」と言います。
これがないと掘削した穴の壁が崩れやすくなるので、崩れを防止する重要な部品なんです!
下から順に、先頭・中間・最終3つのケーシングを圧入・掘削していきます。
ケーシングの設置完了後は、コンクリートを打設するための準備を進めます。
トレミー管という漏斗のような道具を使って水中コンクリートを打設します。
下の写真はまさに今、コンクリートを打設しているところです!!
打設が終われば、落下防止のための蓋を閉め注意看板を設置します。
コンクリートが硬化するまで、このまま待機です!
「水道管の工事って広い範囲で道路を掘って作業してるよね~」と思った、そこのあなた!
確かに写真では掘っていますが、今回の作業はちょっと違うんですね~。
地中に管路を埋設する非開削工法のひとつで、地面を開削しなくても工事を進められるんです!!
これを「推進工法」と言って、発進~到着まで地下から推進管を押し込んで管を埋設していきます。
この方法だと、騒音や振動の低減、交通の確保、安全性などメリットが沢山あります。
なにより道路を占領する範囲がすくなくて済むため、道路や交通機関に与える影響が最小限に抑えられるんです!
もちろん、酸素濃度と硫化水素の測定も欠かさず行います。測定しながら安全に作業を進めています。
送水管を布設するため、掘削→管布設→埋戻し→舗装復旧を繰り返しています。
今回使用している管はGX形といって、地震に強い耐震管なんですよ!!
管と管を繋いでいる継手という部分が、地震が発生した時の地盤変位を伸縮・屈折して吸収する仕組みになっています!
また、従来よりも施工性も良くなり、作業時間の短縮にもなっています。
管の布設後はその継手がきちんと施工されているかをチェックしてもらいます。
管の挿入時に異物混入がないか、材料の規格が正しいか、きちんと正しい位置に取り付けられているか・・・などを確認します。
問題がなければ埋戻しと舗装復旧をして次の施工場所で同じ作業を行います!
皆さん、はじめまして!
(とは言っても昨年の末頃から準備などでお邪魔しているので、既にご存じかと思いますが。。。)
7月30日までこちらの場所で、送水管の新設・交換をする工事を行う事になりました!
作業中は交通規制などでご迷惑をおかけする事もありますが、安全第一で作業を進めていきます!
改めまして、宜しくお願い致します。
この現場には周辺地域の皆さんも使用できる、緊急災害用備蓄品を用意してあります!
トイレには「ご自由に使用してください」という貼り紙もしてありますので、気軽に使って下さいね!